アトピー治療をしている全ての方へ!アトピー性皮膚炎の治療の考え方!【クリニカルルーム咲・松江】

アトピー性皮膚炎で悩む患者さんは子供から大人まで幅広くおられる。

僕らの小さい頃よりも断然多くなっていますし、治りにくくなっている印象があります。

皮膚科は朝から晩まで満員で、人が一杯です。

医療技術が発展しているのにも関わらずなぜアトピー性皮膚炎の患者さんは一向に減らないんでしょうか?

・アトピー治療

・アトピーって何?

について考えてみます。

アトピー性皮膚炎の治療原則とは?

アトピー性皮膚炎の治療原則は、

まずアトピーというものがどういうものなのか知らなくてはいけません。

第一に〝アトピーの定義を知ること〟

第二に〝アトピーの知識を得ること〟

第三に〝アトピーへの固定概念を崩すこと〟 

が必要です。

アトピーが治りにくいのは、あなたが『アトピーは治らないもの!?と思い込んでいる』ことが原因だったりもします…。

私の尊敬する先生の一人が『アトピーは風邪と一緒』とよく言っています。原因が分かり、対処法を知っていれば、実は大した問題(難病)では無いこともあります。

風邪は引きますよね?風邪になるのは怖いですか?時期にもよるかもしれませんが、風邪に怯えるように怖さを持っている人は少ないと思います。

一方アトピーはどうでしょう?皮膚科の先生から「アトピーですね」とか一般雑誌から「○○はアトピーの可能性あり」などみると、我が子ならどうしたらいいのかわかなくなるほど怯えてしまいますし、「治るのかな?」と不安を抱いたりします。それはアトピーについての思い込みや知らないことがあったりするから不安になるんですね!

それでは、

アトピー性皮膚炎の治療原則を、西洋医学の定義を基に東洋医学の観点からお伝えします。

アトピー性皮膚炎の定義

アトピー性皮膚炎とは、

増悪・寛解を繰り返す瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持ちます。

アトピー素因とは?

①家族歴・既往歴(気管支喘息,アレルギー性鼻炎・結膜炎,アトピー性皮膚炎の内いずれか。あるいは複数の疾患)
 
②IgE抗体を産生しやすい
引用:日本皮膚科学会ガイドライン

アトピー性皮膚炎は〝Ⅰ型アレルギー(即時型)〟

Ⅰ型アレルギーはIgEが関与することで引き起こされるアレルギー反応です。

アレルギー反応とは・・・

私たちの体には、自分の体の成分と違う物、例えば、細菌、ウイルス、食物、ダニ、花粉などが体の中に入ってくるとこれを異物として認識して攻撃し排除する仕組みがあります。これを「免疫」と呼んでいます。アレルギー反応も広くは免疫反応の一部ですが、異物に対して反応する際に自分の体を傷つけてしまう場合をアレルギー反応と呼んでいます。

アレルギー反応を起こすのは、「抗原提示細胞」、「リンパ球」、「好酸球」、「マスト細胞」などの細胞と、「IgE抗体」、ヒスタミン、ロイコトリエン、インターロイキンなどのタンパク質や化学物質です。これらが、連携してさまざまな種類のアレルギー反応を起こします。

引用:日本アレルギー学会

私も最近知ったのですが、

「アトピー」は、広義の意味で「非アレルギー性の皮膚炎」でも「アトピー」と診断できます。

患者さんの多くは、「アレルギーの素因を持っている」と言うだけで、必ずしも「アレルギー持ち」であることがアトピーの診断の条件ではありません。

どうゆうことかというと、アレルギーじゃない場合でもアトピーと診断されることがあるということです。

そしてその非アレルギー性の皮膚炎の方が半数以上を締めます。(アトピーまがいと読んでいます。僕が勝手に)
アトピーまがいは、スキンケア、ストレッチで80%以上が改善できます。
ひとりひとりに合った適切な処置を見つければ、ほとんどのケースで改善・コントロールすることは容易いものです。
そのため、このブログでは狭義の意味で、「アレルギー性の皮膚炎」をアトピーとして扱います。

アトピーの原因を東洋医学ではどのように考える?

アトピー・アレルギー性皮膚炎は、拝読機能と免疫力の低下です

アトピーの原因は、肝・腎・腸の機能低下によるものと私は考えています。

排毒機能

排毒機能で重要な臓器は『肝臓・腎臓・大腸』です。

人体に入ってきた有害物質を体外に排泄する機能として、

まず肝臓で解毒・分解します。

水溶性のものは腎臓から尿として、脂溶性のものは大腸から便として捨てられます。

 

この機能が低下すると血液中に毒素が溜まり続けます。

脳は、身体に毒が溜まるのを防ぐため、防御反応として『皮膚』と『呼気』で体外に排泄しようとします。

肝・腎・大腸の機能低下は、排毒機能低下を引き起こします。

免疫機能

『肝臓・腎臓・大腸』は免疫機構でも重要な役割を担います。

肝臓には『クッパー細胞』という免疫機能の最後の門番がいて、血液中の有害物質や細菌・ウイルスを食べてくれます。

腎臓(副腎)は、炎症を抑える『ステロイド』の分泌に関与します。

大腸(腸管)は『腸管免疫』と関係が深く、免疫の95%に関与します。

肝・腎・大腸の機能低下は、免疫力低下を引き起こします。

発生機序

(胃・小腸・大腸)腸管免疫の低下→血液中に細菌・ウイルスが侵入→肝臓で解毒→長期にわたると肝臓が疲労→(肝臓)肝機能低下→血液にのり全身に毒素が循環→全身で炎症を起こす→(副腎)ステロイドを作れない→炎症が止まらない(慢性炎症)皮膚に出ればアトピーに・・・

原因が分かれば怖くない!!

『アトピーが治らない』と思うのは、原因が分からないからだと思います。

何でもそうだと思いますが、原因が分からないことほど怖いものはありません。

夜にガタッって音がしたら怖いですよね?それも原因が分からないから!

風で物が倒れた音だったりします。原因がわかれば大したことないですよね?

だから皆さんは原因を知りたがるのだと思います。

でも、ここまでお読みの方は、アトピー性皮膚炎の原因は分かったと思います。

「肝臓・腎臓・腸の機能低下が考えられる」ということを。

もちろん、これが全てではありません。

ですが、このように〝考えられる〟ということがとても重要なのです。

現状に至る原因を考える。

考え続けることで必ず結果は出てきます。

これは、アトピーに限らず、自律神経失調症・鬱でも不妊症でも癌でも同じです。

原因は、放射能被爆や遺伝子異常でも無い限り、99.9%はあなたが生きてきた〝過去の習慣〟にあります。

原因は、必ずあなたの身体に〝反応として現れます。

知識を基に、あなたの身体の反応から原因を追及する!

もしそれが可能なら、アトピー性皮膚炎も治りそうと思えませんか?

 

「治りそう!!」と思っていただけたら幸いです。

そして、「治る!」と思えた時点からあなたの未来は変わり始めます。

初めて治療をはご不安かと思います。

どんなことをするのか、痛くないか、本当に治るのか。

そのため当院では成果報酬制を導入しています。

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