「やだ〜、お尻ボコボコしてる・・・」
「足が硬くて、触ったら痛い・・・」
世の中の女性で「セルライト」でお悩みの女性は多いのではないでしょうか。
お尻や太ももの裏側、下腹部を中心にできる「セルライト」
20代以降の日本人女性の実に約9割近くに存在しているといわれています。
憎まれ物の「セルライト」について原因・対処方法をお伝えしていきますね!
ぜひ、最後まで読んでみてください!少しでもあなたのお悩みが解決に繋がれば幸いです。
セルライトができる原因にはどんなものがあるの?
セルライトが目立つ人と目立たない人がいるのはなぜなのでしょうか?
今回は「セルライトができる原因」と、セルライトの目立たない体を維持するためのポイントについてご紹介します!
セルライトのできる原因は「冷え」「代謝の悪さ」「むくみ」など
セルライトはお尻や太ももの裏、おなかなどの比較的脂肪がつきやすい箇所に多く発生し、人によっては二の腕やヒジ先、ふくらはぎにもできます。
肥満が進んでいる人は老廃物をためやすく、結果的にセルライトができやすい傾向にあります。
だからといって、体重や見た目が痩せている人の体にもセルライトはできます!
これには「代謝が悪く筋肉量が少ない体かどうか」が関係しています。
セルライトの多い人の特徴として次のようなものがあげられます。
セルライトの多い人の特徴
・体重の割に体脂肪率が高い
・運動不足
・むくみが強い
・冷えやすい
・基礎代謝量が低い
・デスクワークや接客業など同じ姿勢で長時間作業をする
・加齢(20代以上の女性にはよほどのアスリートでもなければ多少のセルライトは出来始めます)
・不規則な生活
・睡眠不足
・アルコールの過剰摂取
20代以降の女性の体は、女性らしい「体の維持」に栄養を必要とします。
幼児期~思春期のように身長を伸ばしたり筋肉量を増強するといった「成長」に栄養を使うのではありません。
※一般的に「成長」の方が栄養を多く必要とし、「体の維持(基礎代謝)」は年々減少します。
そのため、思春期と同じ量のご飯を食べ同じ運動をしていても、基礎代謝量の低下し始めた20代以降の女性は摂取カロリーに余剰分が出やすいので、セルライトが溜まりやすくなるのです!
また、不規則な生活や睡眠不足なども、体をむくませたり基礎代謝を下げる要因の一つです。
セルライトは「皮下脂肪の中の繊維組織+老廃物」の肥大化
セルライトはなぜ「代謝が悪く筋肉量が少ない体」の人にできやすいのでしょう。
そもそもセルライトは皮下脂肪を構成する要素の一つです。
四肢や下腹部、お尻回りを中心にできるセルライトは胸の脂肪と違い、皮膚を動かすと凸凹が目立ちます。
セルライトの蓄積が進むと、皮膚を動かさなくても凸凹が目立つこともあります。
皮下脂肪を構成する脂肪組織と脂肪組織の間は「繊維組織」がつないでいます。
脂肪組織と繊維組織のバランスが保たれていれば、本来の凸凹のない脂肪がキープできます。
原因はさまざまですが、繊維組織に不要な水分や老廃物が結合し、繊維組織が肥大化したり増加すると、皮下脂肪内のバランスが悪くなり、表面が凸凹してきます。
この「凸凹した状態の皮下脂肪(特に肥大した繊維組織)」を「セルライト」と呼びます。
あなたはどのタイプ?セルライトの種類
セルライトと一口に言っても、「脂肪型」「むくみ型」「繊維型」「筋肉質型」と主に4つのタイプがある。
【1】脂肪型セルライト
肥満によってたまった脂肪が老廃物と結びついてできたもの。セルライトの中では最もメジャーで、全体の約50%がこのタイプだと言われている。
【2】むくみ型セルライト
冷えやむくみにより、脂肪細胞が余分な水分や老廃物をため込むことによってできたセルライト。立ち仕事をしていて、足がむくみやすい人に多い。
【3】線維化型セルライト
発生してから長期間経過し、脂肪細胞の周りにコラーゲン繊維が絡みついてしまったもの。何もしなくても肌表面が凸凹になっているので見つけやすいが、しぶとくてなかなか落ちない。
【4】筋肉質型セルライト
過去に運動をしていたが現在はやっていない人にできやすい。筋肉の上にできるセルライトで、筋肉の一部が脂肪に変わる際にできる。しぶといので除去はプロに頼って。
「セルライトはもう戻らない?」いいえ、そんなことありません。
セルライトが目立ちにくい人の体は「老廃物を排出しやすい」「筋肉量や代謝のバランス」が良いと考えられるので、繊維細胞が老廃物を正常に排出し続けることで、セルライトは通常の繊維組織へと変わっていきます。
体重は標準範囲なのに体脂肪率が高いという人は、脂肪と脂肪を結ぶ繊維組織の量や質が低下しているということ。
そのため、体重だけでなく体脂肪量もきちんと管理することが、セルライトを軽減するポイントになります。
セルライトは突然体の中に不要なモノができたわけではありません!!
「皮下脂肪組織の変形」が最大の理由なので、単にダイエットで脂肪を落とせば良いのではなく、トータルで生活を見直すことが必要なんです。
セルライトを潰して流すは嘘?
セルライトは「必要な組織が肥大化してできたもの」というご紹介をしました。
では、対処法として「セルライトを潰して流す」という表現は正しいでしょうか?
セルライトは老廃物だけではないので、脂肪と脂肪をつなぐ繊維組織がつぶれてしまっては必要な脂肪の形をキープすることが難しくなります。
だから、この「潰す」という表現自体には過剰な表現です。
温浴やサロンのマッサージで体を温め、冷えにくい組織へと整えたり(セルライトほぐし)、美容クリニックやサロン専用のマッサージ器具などで筋肉に低刺激を与えて代謝改善を図り、最終的にセルライトへの働きかけにつなげることは一定の効果があります。
プロの痩身マッサージは単に体を温めるだけでなく、リラクゼーション効果が高いのが特徴です。
リラクゼーション効果によりストレスが軽減=代謝アップにもつながる可能性もあります。
この点からもプロの施術を取り入れつつ、ご自身の生活も見直すことがセルライトを軽減させるためには重要なポイントになります。
自分でもできるセルライト対策
有酸素運動
セルライトをなくすには、まず燃焼しやすい体づくりが第一歩。代謝を高め、巡りをよくして、老廃物を排出しやすくすることが、セルライトの解消につながる!
おすすめは有酸素運動。ウォーキングやジョギング、水泳などをちょっとずつ日々の暮らしに取り入れるようにして代謝をアップしよう。
自分でストレッチやヨガをするのもおすすめです!
セルフマッサージ
お風呂上がりなどに自分で行うマッサージもセルライトケアには効果的。単に強い刺激を与えればいいのではなく、アザができないくらいの気持ちいい力加減でリンパ節に向かって撫でるようにほぐしていくのがコツ。オイルやクリームを使用し、肌への摩擦は最小限に。だるさも解消できて一石二鳥!
入浴とストレッチ
体が硬い人も実はセルライトができやすい。筋肉には血液循環を高めるためのポンプのような役割があって、その筋肉が硬くなっていると働きも弱まってしまう。入浴やストレッチなどで温めたり伸ばしたりして筋肉を柔軟に保つことで、血液の巡りが促され、セルライトを改善する手助けができる。汗をかきにくい、むくみが気になる、運動を止めてからセルライトがつきはじめたという人は体の柔軟性を高めることを意識してみて。
まとめ
・日本人女性の約9割にセルライトがあり、筋力量が低く代謝が悪いこと(生活の乱れや冷え)が原因と考えられている!
・セルライトは皮下脂肪の中の「繊維組織」に老廃物や余分な水分が結合した状態なので痩せている人にも発生する!
・マッサージなどで老廃物を流しやすくすることと、生活習慣の見直しをするのが不可欠
セルライトができる原因はいろいろですが、筋肉量が多くて脂肪が適量なら老廃物を排出しやすくなって、結果セルライトができにくくなります。
まずはご自身のセルライトができる原因を考えてみて生活改善を行うように意識してみましょう!
セルフケアをしながら、プロのエステシャンの施術を取り入れると効率よくセルライトを減らすことが期待できますよ♪
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