「妊活って女性が主に頑張るものだと思っていた」――そう感じていた方にこそ読んでほしい記事です。
実は、妊活において男性ができること、やるべきことは思っている以上にたくさんあります。
僕も妊活をしている時は、自分には何ができるんだろう?自分にできることは積極的にしていきたい。でも誰にも聞けないし。。。と思っていました。
生活習慣の見直しから、精子の質の改善、パートナーへのサポートまで、その一つひとつが妊娠の確率を高める大切なアクションなんです。
この記事では、「妊活 男性 やるべきこと」にフォーカスして、今すぐ実践できる具体的な行動を丁寧に紹介していきます。
「何をすればいいかわからない」「自分も何かしたいけど不安」という男性のために、わかりやすく、やさしい視点でまとめました。
この記事を読めば、あなたが妊活にどう関われるかがはっきり見えてきます。
そして、パートナーとの関係ももっと深まり、ふたりで前向きに歩んでいける未来が待っていますよ。
まずは読み進めながら、自分にできることをひとつずつ取り入れてみてください。
目次
妊活で男性がやるべきこと7選
①生活習慣を整える
妊活を始めるにあたって、男性が最初に取り組むべきなのが生活習慣の見直しです。
精子の質は、実は毎日の暮らしの中で大きく左右されるんですよ。
例えば、睡眠不足や夜ふかしが続くと、体内のホルモンバランスが崩れます。
これによって、精子の運動率が落ちたり、形状に異常が出たりすることがあるんです。
また、ジャンクフードやコンビニ食などの偏った食事も問題。
必要な栄養素が不足してしまうと、体がうまく精子を作れなくなって奇形精子のリスクが上がったりしてしまいます。
そこで大切なのが、規則正しい生活です。
朝は決まった時間に起きて太陽の光を浴びる。
夜はスマホを早めに手放して、しっかりとした睡眠をとる。
そんな当たり前の習慣が、体の中から妊娠しやすい環境を整えてくれるんです。
つまり、生活リズムを整えることは、妊活の土台づくりなんですよね。
「最近ちょっと乱れてるかも…」と感じたら、まずは毎日の生活を見直してみてくださいね。
②禁煙と禁酒を意識する
妊活中に男性が特に意識したいのが「禁煙」と「禁酒」です。
実はタバコもお酒も、精子の質にとっては大きなマイナス要因なんです。
まず喫煙ですが、タバコに含まれる有害物質は精巣にダメージを与えるといわれています。
具体的には、精子の数が減ったり、運動率が落ちたり、DNAの損傷リスクが高まることもあるんです。また、喫煙で体の中の酸素量が著しく低下してしまいます。運動率を上げたり、細胞・精子を元気にして上げるには酸素はとても重要なんです。
お酒についても同じで、アルコールは男性ホルモンの分泌を妨げる可能性があります。
毎日晩酌をしている人や、休日に深酒をしてしまう人は、まずそこを見直すことが大切です。
「じゃあ一滴も飲んじゃダメ?」と思うかもしれませんが、完全にゼロでなくても、頻度や量を減らすだけで体にはいい影響が出てきますよ。
喫煙に関しては、できるだけ完全にやめたほうがベターです。
妊活は二人三脚で進めていくものですが、男性側の努力も確実に結果に影響してきます。
禁煙・禁酒は今日からでも始められる行動なので、まずはそこから意識してみてくださいね。奥さんもきっとその行動に喜びを感じるはずです!
③精子の質を高める食事
妊活中の男性にとって、「食事」はとても大切なポイントです。
実際に、どんなものを食べているかで精子の質が変わってくるんですよ。
まず注目したいのが、抗酸化作用のある食材です。
ビタミンCやビタミンE、亜鉛、セレンなどがそれにあたります。
これらは精子を酸化ストレスから守ってくれて、元気な精子を維持するのに役立つんです。
例えば、ブロッコリーやトマト、ナッツ類、牡蠣などは積極的に取り入れたい食材。
あとは、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸もおすすめです。
血流を良くして、精巣の環境を整えてくれます。
逆に、避けたいのはトランス脂肪酸を多く含む加工食品や、インスタント食品、過剰な糖分。
これらはホルモンバランスを乱したり、体内の炎症を引き起こすこともあります。
「外食が多くてなかなか難しい…」という人も、コンビニでサラダを選んだり、魚メニューを増やすだけでも変わりますよ。
ほんの少しの意識で、体の内側から妊娠しやすい体作りができるんです。
妊活の食事は、体を整えることが目的。
栄養バランスを意識した食事を心がけて、精子の質を底上げしていきましょう。
④ストレスをためない
妊活中の男性にとって、見落としがちな盲点が「ストレスの管理」です。
でも、実はこのストレスが精子の質や妊娠率に大きな影響を与えてしまうんです。
ストレスを感じると、体は自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが崩れたりしてしまいます。
これによって、精子の生成がうまくいかなくなったり、性欲が低下することもあります。
つまり、心の状態がそのまま妊活の成果に直結することもあるんですよね。
例えば、仕事でのプレッシャーや「早く子どもをつくらなきゃ」といった焦りが積もると、知らず知らずのうちに心も体も疲弊してしまいます。
その結果、パートナーとの関係性にも影響が出てしまう…という悪循環に陥ることも少なくありません。
ストレス対策としては、自分なりのリフレッシュ方法を見つけるのが大切です。
運動や散歩、趣味に打ち込む時間、友達との会話など、なんでもOK。
「これをしている時間だけは気が楽になるな」と感じることが、心の栄養になります。
また、パートナーと一緒に笑ったり、未来の話をすることも、ストレス軽減には効果的です。
妊活だからといって構えすぎず、リラックスして過ごせる時間を意識的につくってみてくださいね。
⑤適度な運動を取り入れる
妊活を意識するなら、男性にも運動はとても大事です。
「運動=ダイエット」みたいなイメージが強いかもしれませんが、実は精子の質やホルモンバランスにも深く関わってくるんですよ。
まず、適度な運動は血行を良くしてくれるので、精巣への栄養供給がスムーズになります。
その結果、精子の生成が活発になり、より健康で動きのいい精子が増えるんです。
また、運動によって男性ホルモンである「テストステロン」の分泌が促されます。
このホルモンは性欲や精子の質を支えるうえで欠かせない存在なので、日々の習慣に運動を取り入れることはとても有効なんですね。
おすすめは、軽いジョギングやウォーキング、筋トレ、ストレッチなどの無理なく継続できる運動です。
1日30分程度の散歩からでもいいですし、ジムに通う必要なんてありません。
とにかく「毎日少しでも体を動かすこと」がポイントです。
ただし、ハードすぎるトレーニングは逆効果になることもあります。
筋肉を酷使しすぎると、逆に精子の数が減ってしまったり、体に疲労がたまってホルモンが乱れる原因にもなります。
無理なく続けられる範囲で、気持ちよく体を動かしてみてください。
運動は心のリフレッシュにもなるので、ストレス対策にもつながりますよ。
⑥性行為のタイミングを知る
妊活において意外と見落とされがちなのが、「性行為のタイミング」です。
ただ回数をこなせばいいというわけではなく、排卵のタイミングに合わせて行うことで、妊娠の可能性がぐっと高まるんです。
女性の排卵日は月に1回だけ。
その前後の「排卵前3日~排卵日当日」までが、いわゆる「妊娠しやすい時期(タイミング期)」と呼ばれています。
この期間に合わせて性行為を行うのが、妊活における基本の考え方になります。
「でも排卵日なんてどうやってわかるの?」と思うかもしれませんが、最近では排卵検査薬や基礎体温アプリを活用すれば、かなり正確に予測することができます。
パートナーと協力して、排卵のタイミングを把握することがまずは第一歩ですね。
また、毎日無理に行うよりも、2〜3日に一度のペースで性行為を行う方が、精子の質も量も安定すると言われています。
量より質を重視するという視点も大切にしていきたいところです。※禁欲で推奨されているのは2〜3日です。
「今日は大事な日だから、早めに帰るね」なんて言える関係性も、妊活をうまく進めるためには大きな力になります。
タイミングを知って、しっかりと活かす。
これも立派な男性側の妊活行動ですよ。
⑦パートナーとの会話を大切に
妊活をしていると、つい「結果」にばかり目がいきがちですが、実は一番大切なのがパートナーとの会話なんです。
奥さんと気持ちを分かち合うことが、妊活のストレスをやわらげ、前向きに続けていく力になります。
妊活は女性の方が身体的にも精神的にも負担が大きくなりがちです。
だからこそ、男性側が「何を考えてるのか」「どんな気持ちでいるのか」をちゃんと伝えることで、相手も安心できますし、二人の信頼関係も深まります。
例えば、「今日の検査どうだった?」と聞くだけでもいいんです。
「つらいよね、ありがとう」と一言添えるだけで、パートナーの気持ちは軽くなります。
逆に、無言で過ごしてしまったり、「何を考えてるかわからない」と思われてしまうと、孤独感や不安がどんどん大きくなってしまいます。
妊活は夫婦の共同作業なので、言葉にして気持ちを伝えることがすごく大切なんですね。
また、妊活についてだけでなく、ふたりの将来や子どもができた後の生活など、前向きな話題も意識的にしてみてください。
そうすることで、「この人と一緒なら大丈夫」と思える安心感が育っていきます。
妊活の成功は、心のつながりの深さにも比例します。
毎日の会話を大切にして、ふたりで一緒に歩んでいく気持ちを持ち続けましょう。
妊活中に男性が受けるべき検査とケア
①精液検査を受ける
妊活を始めるなら、まず受けておきたいのが「精液検査」です。
これは、精子の数や運動率、形状などを調べることで、妊娠の可能性を把握するための大切な検査なんです。
男性不妊の原因は、意外と自覚症状がありません。
体に異常がなくても、精子に問題があるケースは決して珍しくないんですよ。
だからこそ、自分の状態を“見える化”するために、精液検査はとても有効なんです。
検査は泌尿器科や不妊専門クリニックなどで簡単に受けることができます。
費用も数千円程度と比較的リーズナブルですし、検査の流れもスムーズ。
提出から数日で結果がわかることがほとんどです。
「なんとなく不安だから行きたくない」という気持ちもあるかもしれませんが、早めに現状を知ることで、具体的な対策や治療につなげることができます。
漠然と悩むよりも、一歩踏み出すことで前向きな気持ちになれますよ。
妊活は“女性だけの問題”ではありません。
男性側の状態をしっかりチェックすることが、妊娠への近道です。
まずは精液検査からスタートして、自分自身の妊活に向き合ってみてください。
②泌尿器科での相談
妊活を考えているなら、泌尿器科での相談もとても重要なステップです。
特に男性不妊に関しては、泌尿器科が専門的な知識と対応力を持っています。
精液検査の結果で少しでも気になる点があった場合や、性機能に不安がある場合は、自己判断せずに専門医のもとでアドバイスを受けるのが安心です。
泌尿器科では、より詳しい検査やホルモン値の測定、場合によっては治療の提案も行ってくれます。
例えば、精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)と呼ばれる疾患は、精子の質を低下させる代表的な原因ですが、自覚症状がないまま放置されているケースが多く見られます。
これは泌尿器科でなければ気づかれないこともあるんですよ。
また、「性欲が落ちた」「勃起しにくくなった」など、年齢やストレスの影響も受けやすいセンシティブな悩みも、泌尿器科では相談しやすい環境が整っています。
恥ずかしいと思う必要はまったくありません。
妊活は、早めの行動がカギです。
自分の体の状態をきちんと把握するためにも、気軽な気持ちで泌尿器科を訪れてみてください。
パートナーと一緒に行ってみるのも、妊活への前向きな一歩になりますよ。
③男性不妊の理解を深める
妊活をしていると「不妊=女性側の問題」と思われがちですが、実際には男性側に原因があるケースも少なくありません。
だからこそ、まずは「男性不妊とは何か?」という理解を深めることがとても大切なんです。
統計的にも、不妊の原因のうち約半数は男性側にも要因があるといわれています。
つまり、妊活は女性だけの努力ではなく、男性も積極的に取り組むべき共同作業なんですよね。
男性不妊の主な原因には、精子の数が少ない「乏精子症」、動きが悪い「精子無力症」、まったく精子が見つからない「無精子症」などがあります。
ほかにも、精索静脈瘤やホルモン異常、遺伝的な要素など、さまざまなケースがあるんです。
こうした知識があるかないかで、自分の状態に対する向き合い方が大きく変わってきます。
「知らないから不安」ではなく、「知ることで前に進む」ことが、妊活を成功させる第一歩です。
最近では、インターネットや書籍、病院のパンフレットなど、正確な情報を得られる手段も増えています。
ぜひ信頼できる情報源から、正しい知識を取り入れてみてください。
自分の身体について理解を深めることは、パートナーとの妊活にも必ずプラスに働きますよ。
④ホルモンバランスの確認
妊活中の男性にとって見逃せないのが「ホルモンバランスのチェック」です。
ホルモンは、精子の生成や性機能にダイレクトに影響を与える大事な要素なんです。
なかでも注目すべきは「テストステロン」という男性ホルモン。
これが不足すると、精子の量や質が低下したり、性欲そのものが落ちてしまったりと、妊活にとってはかなりマイナスに働いてしまいます。
テストステロンの分泌は、加齢だけでなく、ストレスや過労、睡眠不足などでも減少します。
「なんとなく元気が出ない」「性欲が減った気がする」という場合は、ホルモンの状態が乱れているサインかもしれません。
ホルモンバランスの検査は、泌尿器科や不妊治療クリニックで血液検査として受けられます。
結果が出るまでに数日かかることもありますが、現状を知っておくことで、必要な治療や生活改善の方向性が見えてくるんです。
また、ホルモン値を整えるには、食事や運動、十分な睡眠がとても効果的。
サプリメントで補うという選択肢もありますが、まずは自然な方法での改善を意識してみるといいですよ。
自分の体内の状態を知ることは、妊活の大きな一歩。
ホルモンという“見えない部分”にも目を向けて、しっかりケアしていきましょう。
妊活を支える男性のメンタルケア方法
①不安を話す環境を作る
妊活は体だけでなく、心にも大きな負担がかかります。
特に男性は「弱音を吐きにくい」「感情を言葉にするのが苦手」と感じる人も多いのではないでしょうか。
でも、実はその気持ちこそが、メンタルをすり減らしてしまう原因になるんです。
妊活が長引いたり、思うような結果が出なかったときに、不安や焦り、プレッシャーをひとりで抱え込んでしまうと、どんどん自分を追い詰めてしまいます。
「男なんだから頑張らなきゃ」と思う必要はありません。
大切なのは、自分の不安や悩みを口にできる環境をつくること。
パートナーはもちろん、信頼できる友人や医師、妊活経験のある先輩でも構いません。
「誰かに話すだけで気持ちが軽くなった」と感じたこと、一度はありませんか?
もちろん、全部をうまく言葉にするのは難しいかもしれません。
でも「最近ちょっとしんどいんだよね」と一言伝えるだけでも、気持ちのガス抜きになりますし、相手も「支えになろう」と感じてくれるんですよね。
妊活はふたりの協力があってこそ進んでいくもの。
不安を共有できる関係性を築くことが、メンタルの安定につながっていきますよ。
②ひとりで抱え込まない
妊活において、男性が陥りやすい落とし穴のひとつが「ひとりで抱え込むこと」です。
頑張り屋さんほど、自分の不安や悩みを内に秘めてしまいがちなんですよね。
でも、それが長く続くと、心の中にどんどんストレスが蓄積していきます。
そしてある日突然、爆発してしまうことも。
妊活中は予期せぬ結果や焦りを感じることも多いため、気持ちの行き場を作っておくことがすごく大切なんです。
「男なんだから」「パートナーを支えなきゃ」と思う気持ちは素晴らしいですが、そのぶん無理をしてしまうと、自分を追い詰める原因になります。
妊活はふたりの問題なので、ふたりで悩みを共有していいんですよ。
話す相手は、パートナーでも、信頼できる友人でも、妊活カウンセラーでも大丈夫。
「こんなこと言ってもいいのかな」と思うことでも、話してみると意外とすっと受け入れてもらえるものです。
ひとりで抱え込まず、誰かに頼ること。
それは弱さではなく、前に進むための強さです。
自分の心を守るためにも、誰かとつながる勇気を持ってみてください。
③夫婦で悩みを共有する
妊活を支えるうえで、夫婦の間で「悩みを共有すること」は欠かせません。
それぞれが感じている不安やプレッシャーを言葉にすることで、ふたりの絆がより深まるんです。
妊活には時間がかかることもあれば、結果が見えづらいこともあります。
そんな中で、「自分だけがつらい」「自分ばかり頑張ってる」と感じてしまうと、関係がぎくしゃくしてしまう原因にもなりかねません。
たとえば、パートナーが検査や治療でつらい思いをしているとき。
その気持ちを理解しようとする姿勢や、「何かできることある?」という声かけだけでも、支えになります。
同じように、男性側も「正直ちょっとしんどい」と伝えていいんですよ。
悩みを共有することで、ふたりが「同じ方向を向いている」と実感できます。
それが安心感につながって、気持ちの余裕も生まれやすくなるんですね。
大切なのは、完璧に分かり合うことではなく、理解しようと寄り添うこと。
妊活はふたりのチームプレイ。
一緒に悩んで、一緒に乗り越えていく気持ちを忘れないでください。
④妊活コミュニティに参加する
妊活中は、どうしても孤独を感じやすくなります。
そんなときに心強い味方になってくれるのが、「妊活コミュニティ」です。
最近では、SNSやオンラインフォーラム、地域のサポートグループなど、同じ悩みを持つ人たちとつながれる場所が増えています。
妊活中の男性にとっても、共感や情報を得られる場としてとても有意義なんですよ。
「自分だけじゃなかったんだ」と感じることで、気持ちがラクになることってありますよね。
経験談を聞いたり、前向きなアドバイスをもらえたりすることで、自分の妊活への向き合い方も少しずつ変わっていくんです。
もちろん、最初はちょっと勇気がいるかもしれません。
でも、顔を出さなくても参加できる匿名の場も多いので、まずはのぞいてみるだけでも大丈夫。
自分に合ったスタイルで関わることができます。
同じ立場の人たちと交流することで、新しい気づきや安心感が得られるのが妊活コミュニティの魅力。
情報だけでなく、感情の居場所としても、とても価値のある存在です。
妊活を一人で戦わないためにも、ちょっとだけ世界を広げてみてください。
つながることで、見える景色も変わってくるはずですよ。
妊活を機に見直すべき男性の生活習慣
①過労と睡眠不足を避ける
妊活において、「どれだけ体を休められているか」は非常に重要なポイントです。
過労や睡眠不足が続くと、体はどんどん疲弊していき、妊娠に必要な機能にも悪影響が出てしまいます。
まず、睡眠は男性ホルモンの分泌に深く関係しています。
とくに、テストステロンという精子の質に関わるホルモンは、夜間の深い睡眠中に多く分泌されることがわかっています。
夜ふかしが続いたり、寝ても眠りが浅かったりすると、ホルモンの分泌が不安定になり、精子の数や運動率にも悪影響を及ぼしてしまうんです。
また、長時間労働や過度なストレスも問題です。
働きすぎて自分の時間が取れない状態では、心身の回復も追いつかず、妊活どころではなくなってしまいますよね。
まずは1日7時間以上の睡眠を確保することを目標にしましょう。
就寝前にはスマホやパソコンを控えて、リラックスできる環境を作ることも大切です。
「体を休めるのも妊活の一部」と捉えて、無理のないスケジュールと心地よい眠りを意識してみてくださいね。
②場合によってはサウナや長風呂を控える
妊活中の男性にとって意外と知られていないのが、「熱」による影響です。
特にサウナや長風呂など、高温の環境に長時間いることは、精子の質にマイナスの影響を与えてしまうんです。
精巣は体の外側に位置していて、体温よりも少し低い温度を保つことで、精子を正常に作る仕組みになっています。
そのため、熱がこもる状態が続くと、精子の形成がうまくいかなくなってしまうことがあるんですね。
サウナや湯船に長く浸かるのが日課という人もいるかもしれませんが、妊活中は頻度や時間に注意した方が安心です。
特に40度以上のお湯に10分以上入る習慣がある場合は、精巣内の温度が上昇しやすくなるので控えたほうが良いでしょう。
また、下半身が締めつけられるきつめの下着や、長時間の自転車移動なども、同じく熱がこもる原因になります。
熱を逃がす工夫を日常的に意識するだけでも、精子への負担はぐっと減らせますよ。
どうしてもお風呂が好きという方は、ぬるめのお湯に短時間だけ浸かるスタイルに変えるのがおすすめです。
ただ、サウナやお風呂には自律神経の緊張を緩めてくれる効果もあります。日々の緊張状態をリラックス状態にするだけで血流などが改善し、精巣内や亀頭部への血流がよくなり、勃起しやすくなった、精子の運動率が上がったとの報告を当院では何件もあります。
サウナ🟰悪ではなく、目的に応じてうまく利用していくといいですね!!
③下着と服装の見直し
妊活中の男性が意外と見落としがちなのが、下着や服装の影響です。
実は、身につけるものひとつで、精巣の環境が大きく左右されることがあるんですよ。
ポイントになるのは、「熱のこもりやすさ」と「圧迫」です。
先ほど触れたように、精巣は体より少し低い温度で保たれることで、精子の生成がスムーズに行われます。
でも、ぴったりしすぎる下着やパンツを履いていると、熱がこもりやすくなり、それが精子の質に悪影響を及ぼしてしまうんです。
特にボクサーブリーフやタイトなスキニーパンツなど、下半身を締め付けるスタイルが好きな方は注意が必要です。
通気性がよく、ゆったりとしたトランクスタイプの下着に変えるだけでも、環境はかなり改善されます。
また、長時間座りっぱなしの仕事をしている方も、下半身に熱がこもりやすくなります。
1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かすだけでも、血流の改善につながるのでおすすめです。
服装や下着を見直すことは、すぐにできて、かつ効果を感じやすい妊活アクションのひとつ。
快適な環境を整えるためにも、「締めつけすぎていないか?」「蒸れていないか?」という視点で、自分の身につけるものを見直してみてくださいね。
④スマホやPCの使い方
妊活中の男性が注意したい生活習慣のひとつに、スマホやノートパソコンの使い方があります。
これも、知らないうちに精巣に負担をかけてしまっているケースがあるんです。
たとえば、ノートパソコンを膝の上に置いて作業をする習慣。
これは本体から出る熱が直接下半身に伝わってしまうため、精巣の温度が上がりやすく、精子の質に悪影響を及ぼすといわれています。
また、スマホをズボンのポケットに入れっぱなしにしている人も要注意。
スマホからは微量ながら電磁波が出ていて、これが長時間精巣に近い場所にあると、精子の活動に影響を与えるという研究報告もあるんです。
こうしたリスクを減らすためには、ちょっとした工夫が大切です。
ノートパソコンはデスクに置いて使う、スマホは胸ポケットやバッグに入れる、などほんの少しの意識で精巣を守ることができます。
仕事や趣味でスマホやPCを使う時間が多い人ほど、日常の使い方を見直してみましょう。
「なんとなくの習慣」が、実は妊活に影響を与えているかもしれません。
デジタル機器とうまく付き合って、妊娠しやすい身体環境をつくっていきましょうね。
夫婦で取り組む妊活で男性ができること
①家事を分担する
妊活を進めるうえで、パートナーの身体的・精神的負担を軽減するためにも、男性が積極的に「家事を分担すること」はとても大切です。
それはただの手伝いではなく、ふたりで妊活に取り組んでいるという意思表示にもなるんですよ。
妊活中の女性は、排卵日やホルモン治療、検査や薬など、体も心も疲れやすい時期が続きます。
そんなときに家事も仕事もすべて一人で担ってしまうと、負担が一気にのしかかってしまうんですよね。
だからこそ、洗い物や掃除、ゴミ出しなど、できることから積極的に取り組むことが大切です。
「言われたらやる」ではなく、「気づいたら自分からやる」という姿勢があると、パートナーは安心して妊活に集中できます。
また、家事を分担することは、日常のストレス軽減にもつながります。
疲れているときに「ありがとう」と一言あるだけでも、気持ちがぐっとラクになることってありますよね。
妊活は、生活そのものを一緒に整えていくことから始まります。
ふたりの土台をしっかり作る意味でも、まずは身近な家事から見直してみてくださいね。
②定期的な通院に付き添う
妊活中、女性が病院へ通う頻度は想像以上に多く、時には精神的にも肉体的にも大きな負担になります。
そんなとき、男性が「定期的な通院に付き添うこと」は、とても大きな支えになるんですよ。
特に、排卵チェックや人工授精、体外受精といった段階になると、通院は避けられないものになります。
病院では不安や緊張を感じやすいため、ただ隣にいてくれるだけでも心が落ち着くことがあります。
もちろん、毎回付き添うのが難しいという人もいると思います。
でも、「大事な日だけは休みを取って一緒に行く」「帰りに電話をする」など、関心を持っていることを伝えるだけでも、十分に気持ちは伝わります。
また、付き添いを通して医師からの説明を一緒に聞いたり、治療の進行状況を共有することで、ふたりで妊活を進めているという実感も高まります。
「二人の問題だから二人で向き合う」という姿勢が、何よりも大切なんです。
通院の付き添いは、特別なことではありません。
大切な人と一緒に未来を築くための、当たり前の優しさとして、できる範囲で行動していきましょう。
③スキンシップを増やす
妊活中はどうしても「子どもを作るための行為」という視点が強くなりがちですが、それだけだと夫婦の関係がぎこちなくなってしまうこともあります。
だからこそ、意識してスキンシップを増やすことがとても大切なんです。
ハグをしたり、手をつないだり、一緒にソファに座ってテレビを観たり。
そんな何気ない触れ合いが、ふたりの心を近づけて、安心感や信頼を生んでくれるんですよね。
妊活のストレスは、目に見えないぶん蓄積しやすいものです。
とくに「うまくいかないな」と感じる時期は、気持ちのすれ違いも起きやすくなります。
そんなときに、言葉以上に心を通わせてくれるのが、スキンシップなんです。
また、スキンシップにはストレスホルモンを下げてくれる効果もあるといわれています。
ぬくもりを感じることで、心と体がホッと緩む感覚を覚える方も多いと思います。
妊活は、愛情の延長線上にあるもの。
だからこそ、目的や結果にとらわれすぎず、「ふたりの関係を深めること」にも目を向けてみてください。
スキンシップは、その第一歩としてとても大きな意味を持っていますよ。
④将来の話を一緒に考える
妊活をしていると、つい「今この瞬間」のことにばかり意識が向いてしまいがちです。
でも、そんなときこそ「将来の話を一緒に考える時間」を持つことが、心の支えになります。
「子どもが生まれたらどんな名前がいいかな」「どんな家庭を築いていきたい?」そんな前向きな会話をするだけで、ふたりの気持ちがパッと明るくなるんですよね。
妊活は思い通りにいかないことも多く、不安や焦りで気持ちが沈みやすくなります。
だけど、未来を想像して語り合うことができれば、「一緒に乗り越えていこう」という強い絆が生まれます。
また、今後の治療方針や、仕事との両立、家計のことなど、少し真面目な話題も大事です。
お互いの考えをすり合わせておくことで、いざというときの判断がしやすくなるんです。
将来の話をするというのは、「いまを一緒に生きている証拠」でもあります。
妊活の過程も、家族としての土台を築く貴重な時間。
ふたりで描く未来を楽しみにしながら、前を向いて歩いていけたら素敵ですよね。
まとめ
妊活は女性だけの努力で進めるものではなく、男性の行動や意識によって結果が大きく左右される共同作業です。
生活習慣の見直し、ストレスケア、精子の質を高める工夫、そしてパートナーとのコミュニケーション。
どれも特別なことではありませんが、妊娠しやすい体づくりや心の安定には欠かせない要素ばかりです。
また、病院での検査や通院の付き添い、日々の家事の分担など、ささやかな気遣いが信頼関係を育てていく土台になります。
今回ご紹介した「妊活 男性 やるべきこと」は、すぐに始められるものばかり。
今日から少しずつ実践して、ふたりで一緒に未来への一歩を踏み出してみてください。


