ストレス社会の近年、体だけでなく心にまで負担がかかりやすくなってきている。
そして、その状態が長く続くことで、体が悲鳴をあげる。でも、その悲鳴にも対処できない、耳を向けない・向けらないのが現代社会の闇だと考える。そうすると自分自身の体がどんどんむしばまれていく。気付いたときには眠れない・無力感・起きることができない・動悸など自律神経系のバランスが乱れてしまうことも少なくない。今回は昨今爆増している【自律神経失調症】について説明する
当院へも「自律神経失調症」の患者さまのご来院が増えてきている。
患者さまが、自律神経失調症を改善するために、「整体」を選択して頂けたことは、「身体が良くなる道」「根本から良くなる道」を選択していただけた事なので、お身体を預けていただく施術者として、心から良かったなと嬉しく思います。
ただ、体調不良が起こり、第一選択として直接整体院にお越しになられる方は少ないです。
来院される方は病院や心療内科を回っても、原因や異常が見つからず、最終的に辿り着く方が多いです。
自律神経が整体で整うのか?と疑問に思う方もおられると思いますが、自律神経のバランス整う事は、特別不思議な事ではありません。
どんな方法であれ、身体を治すという事は、何が自律神経のバランスを崩してしまうかを知ることから始まります。そして、どんな事でバランスを整えられるのかを知って、実践していく事が大切です。
身体にはリズムがあり、身体の内側や外側からの刺激に反応を起こします。
悪い刺激であれば、身体は悪い方向に、
良い刺激であれば、身体は良い方向へ進みます。
では、身体にとって、どんな事で「自律神経」の働きが、乱れていくのでしょうか?
自律神経失調症の原因や要因となるもの
〇自律神経のバランスを崩す要因(生活習慣)をまとめてみました。
✓仕事のストレス【肉体的・精神的】(座りっぱなし、長時間の運転、高速の運転、夜勤)
✓人間関係のストレス(両親、夫婦、子供、友達、先生、ご近所) ✓寝不足 ✓寝る前のスマホ、PCの光 ✓アルコール(特に休刊日なし) ✓カフェイン ✓タバコ ✓口呼吸 ✓浅い呼吸 ✓運動不足or過度な運動、肉体疲労 ✓20時以降のハードな運動(ジム、トレーニング、筋トレ、心拍数が上がる運動) ✓シャワーのみの入浴 ✓姿勢不良、猫背 ✓身体の歪み ✓栄養(添加物の多い食事、甘いものを良く食べる、寝る前に食べる) |
などがあります。
自律神経のバランスの整え方
自律神経のバランスの整え方は、どんなものでしょうか?
自律神経のバランスが崩れている状態というのは圧倒的に交感神経が優位に働いていることが多いです。
まずは、日常生活の中で、上記に挙げた交感神経を優位に働かせるものをやめる事。
そして、心も体もリラックスできる環境を作ってあげる事です。
具体的には、
✓睡眠不足であれば、早く横になる(寝る時間・起きる時間を一定にする)
✓シャワーしか浴びてなければ、お風呂に浸かる ✓口呼吸であれば、鼻呼吸にする。深い呼吸をする様に意識する ✓ウォーキングなどの軽めの運動を取り入れる ✓アルコールやカフェインを避ける ✓刺激の強い食べ物や飲み物は避ける ✓不良姿勢を改善する、意識する ✓筋肉の緊張をほぐす |
などです。
簡単にできるものが多くないですか??
自律神経を整えようと思うと、すごいことをしないといけない!特別なことをしないと整わないと思っている方が多いですがそんなことありません。
まず、自分でできることは、是非実践していただければと思います。
最後に
体の中には、自律神経の影響を受けて動く器官が在ります。
それらは「歯車」のように関連しあって動いています。
もし1つでも止まってしまった「歯車」があれば、必ず他の「歯車」にも影響を与え、結果的に全体の機能の低下や、不調を引き起こします。
当院では、止まってしまった「歯車」を見つけて、再び動き出せるようなお手伝いをしています。
自律神経失調症や、不調を抱えていらっしゃいましたら、クリニカルルーム咲-SAKU-へご相談下さい。